安全対策情報
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概要
パラー州大ベレン圏(ベレン市、アナニンデウア市、マリツーバ市、ベネビデス市、サンタ・バルバラ市、サンタ・イザベル市)全域で時間帯を問わず銃器を使用した強盗、殺人等の凶悪事件が多発しており、当地で生活するブラジル人はもとより、邦人の方々も同様に被害に遭遇しています。
このため外務省ではパラー州大ベレン圏に対し『十分注意してください。』の渡航情報を発出し渡航者へ注意を呼びかけています。
犯罪多発地域
大ベレン圏中心部のベレン市内で特に犯罪が多発しているのは、ジュルーナス、グアマ、マルコ、ペドレイラ、サクラメンタ、テーハ・フィルメの各地区で、グアマ、ジュルーナスの両地区については、年間を通じて常に犯罪発生件数ワースト1、2に挙げられる危険地域とされています。それら犯罪多発地区内には貧民街が点在していますが、麻薬密売人、中毒者による殺人等の凶悪事件が日々発生しているため、安易に近づかないでください。

ヴェロペーゾ市場、カステロ要塞、共和国広場周辺の観光名所とされている旧市街地では邦人の方々を含む旅行者の多くが強盗、スリ、ひったくり等の被害に遭遇しています。また、過去比較的安全と言われた、ナザレ、バチスタ・カンポス、サンブラスといった邦人長期滞在者居住地区内においても、近年、銃器を使用した強盗事件が頻発しています。
 
防犯対策
  • 常に周囲に気を配り、防犯意識を維持する。
  • 閑散とした場所には近づかない。
  • 単独行動を避ける。
  • 早朝、夜間の外出を避ける。
  • 移動の際は比較的安全なタクシーを利用する。
  • 華美な服装を避ける。
  • 現金は分散して所持し、路上で財布、カメラ、携帯電話は見せない。
  • 被害に遭った際は、抵抗せず犯人の指示に従う。