坂本所長着任挨拶メッセージ
令和6年5月21日

私は、本年5月10日にベレン領事事務所長として着任しました。
今回、外務本省からの転勤ですが、私にとって南米の勤務は初めてであり、もちろん、ブラジル勤務も初めてです。
他方、直近の在外勤務は東アフリカのモザンビークでしたが、同国では、ブラジル同様、ポルトガル語が公用語です。当時、モザンビークの首都マプトにあるブラジル文化会館において、日本国大使館、日本商工会議所およびブラジル文化会館の3者共催にて日本祭を開催しました。また、現地では日本とブラジルが協力してモザンビークの開発支援を行うなど、私自身、ブラジルとも少なからず関係がありました。いずれにせよ日本とブラジルは、すでにグローバルに連携・協力しています。私は、今般のブラジルへの転勤で、ブラジルとのご縁を強く感じております。
ところで、本年5月4日、岸田総理がブラジルを訪問され、ルーラ大統領と首脳会談を行った結果、戦略的グローバル・パートナーという、日本・ブラジル二国間の新たな一ページが開かれました。私にとりまして、このようなタイミングでブラジルに勤務できますことは大変喜ばしいことです。それだけに私としましても、当領事事務所管轄州における日本・ブラジル間の友好関係および日系社会のますますの発展、在留邦人や日系企業の安全の確保と発展に尽力して参りたいと思います。
皆様のご期待に応えるため、全力で職務を全うする所存ですので、皆様からもご指導とご鞭撻をお願いいたします。
在ベレン領事事務所
所長 坂本 登三雄
所長 坂本 登三雄