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在ベレン領事事務所

海外安全対策情報

海外安全対策情報 令和元年度3四半期


1 治安情勢及び一般犯罪の傾向

(1)パラー州大ベレン圏(ベレン市、アナニンデウア市、マリツーバ市、ベネビデス市、サンタ・バルバラ市、サンタ・イザベル市)全域で時間帯を問わず銃器を使用した強盗、殺人等の凶悪事件が多発しており、当地で生活するブラジル人はもとより、邦人の方々も同様に被害に遭遇しています。このため外務省ではパラー州大ベレン圏に対し『十分注意してください。』の渡航情報を発出し渡航者へ注意を呼びかけています。

(2)大ベレン圏中心部のベレン市内で特に犯罪が多発しているのは、ジュルーナス、グアマ、マルコ、ペドレイラ、サクラメンタ、テーハ・フィルメの各地区で、グアマ、ジュルーナスの両地区については、年間を通じて常に犯罪発生件数ワースト1,2位に挙げられる危険地域とされています。それら犯罪多発地区内には貧民街が点在していますが、麻薬密売人、中毒者による殺人等の凶悪事件が日々発生しているため、安易に近づかないでください。

(3)ベレン市は2018年の世界危険都市ランキング(30万人以上の都市を対象として人口10万人あたりの殺人発生件数で比較)で12位(人口10万人あたり65.31件)になるなど,引き続き治安の悪い状況が継続しております。2018年犯罪件数を東京都(1,385万人)とベレン大都市圏(240万人)を10万人あたりで比較すると、強盗が東京の498倍、殺人が71倍です。ベレン大都市圏内では1日平均約901件の犯罪が認知されていますが,これは警察に届け出があっただけで,実数はこの数倍になるものと見られています。

(4)ヴェロペーゾ市場、カステロ要塞、共和国広場周辺の観光名所とされている旧市街地では邦人の方々を含む旅行者の多くが強盗、スリ、ひったくり等の被害に遭遇しています。また、過去比較的安全と言われた、ナザレ、バチスタ・カンポス、サンブラスといった邦人長期滞在者居住地区内,また邦人の通うショッピングセンター内においても、近年、銃器を使用した強盗事件が頻発しています。

2 ベレン市と周辺における殺人・強盗等凶悪事件に係る事例

(1)10月8日午後,ベレン市サンブラス区1月9日通りにある美容室(当事務所から600m,また日系団体が運営するアマゾニア病院からは200m)に2人組の男が客を装い店内に入り,強盗を宣言した。当時店内には数人の客しかいなかったが,客の一人は文民警察の警部(女性)であり,犯人の一人が同女性からハンドバッグを奪った後共犯者を探すため後ろを振り向いた際,同女性はその隙を見計らい所持していた拳銃で犯人を狙撃,男は即死した。共犯者は銃声を聞き,当該美容室から逃走した。

(2)11月11日(月)午前7時頃,バチスタ・カンポス区に所在するパチオ・ショッピングセンターに武装した強盗犯数名が押し入り,従業員を拳銃で脅したうえ,店内倉庫に保管してあった大量のスマートフォンを奪って逃走。

 

防犯対策

•常に周囲に気を配り、防犯意識を維持する。

•閑散とした場所には近づかない。

•単独行動を避ける。

•早朝、夜間の外出を避ける。

•移動の際は比較的安全なタクシーを利用する。

•華美な服装を避ける。

•現金は分散して所持し、路上で財布、カメラ、携帯電話は見せない。

•被害に遭った際は、抵抗せず犯人の指示に従う。
 
ナザレ祭   ヴェロ・ペーゾ市場